郷土資料室


海苔養殖器具、農耕具、民具などを集めた郷土資料室と、性風俗資料として、人形、絵馬、絵画、本、その他4000点を集めた金山神社資料室が、参集殿の2階にあります。
【9:00〜16:30   無料  無休】
金山神社資料室
鉄の神様である金山神社が、ふいごのイメージから、子授かり・性の神様として有名になった背景として、東海道の宿場町として栄えた川崎宿の飯盛り女達がはじめた商売繁盛と梅毒除けのお祭「かなまらまつり」が挙げられる。
まつりは、桜が咲き始めるころ、竹の子をはじめ新芽を料理したお弁当、ござを持ち、神社に花見をかねて集まった。火をたきござを敷き地べたにすわり、奉納物の男根を持ち出して卑猥な仕草をして笑い騒ぎ、歌舞飲食をして一夜を過ごしたと伝えられている。
 これは春、草木の芽吹き蘇るのを見て、自分達の体の蘇りを祈り、春の大地の力を体に取り入れる為に大地に座り、竹の子、芽吹きの草木を食べた。そして男根を持ち、笑い騒ぐことにより魔除けと豊饒を祈ったといわれている。
 そして現在では、エイズ除けのご利益があると、国際的にも有名になっている。
資料室には、奉納されたたくさんの男根や、性にまつわる数々の資料が展示されている。広くは、ヒンズー教のインド、キリスト教のヨーロッパなど世界各地の珍しい資料、歓喜佛などが集められている。
郷土資料室
川崎大師平間寺のご本尊が、大師の海から引き上げられたように、昔から大師の海は豊かな幸を人々に与え続けていた。特に海苔は、大森・羽田と並び良質なことで有名だった。
大師の海苔業は、東海道川崎宿を除いては成り立たなかった。大師の海で採れた豊富な海の幸は、舟をつかい川崎宿まで運ばれた。今は埋めたてられた「観音川」は観音橋・入江崎から石観音・池藤橋を通り、新川掘りまで続いていた。今、その道はまさに川の流れのままに曲がりくねって続いている。
若宮郷土資料室では、当時の海苔業に使用したあらゆる道具・文献を展示してあり、往時の隆盛をしのぶことができる。
また、農具製作に欠かせなかった「村の鍛冶屋」の道具類も数々展示してあり、古き人々の生活振りを知ることができる。

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